@article{oai:mpu.repo.nii.ac.jp:00000404, author = {川北, 直子 and 小笠原, 広実 and 遠藤, 惠美子 and Eric, Larson and 小河, 一敏 and カワキタ, ナオコ and オガサワラ, ヒロミ and エンドウ, エミコ and エリック, ラーソン and オゴウ, カズトシ and Kawakita, Naoko and Ogasawara, Hiromi and Endo,Emiko/ Eric,Larson and Ogoh, Kazutoshi}, issue = {1}, journal = {宮崎県立看護大学研究紀要, Journal of Miyazaki Prefectural Nursing University}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本稿は,宮崎県看護学術振興財団助成による試験研究助成事業「看護大学生の海外体験から得られる学びについて」の中で,宮崎県立看護大学国際交流委員会が企画・実施した5つの短期海外研修プログラムについて,「学生の学び」という視点から分析し,今後の課題について検討するものである.プログラムに参加した学生が現地で記入したラベルを,企画・運営者および本学教員という立場から読み返し,教員側が期待したプログラム効果と実際に学生が記述したラベルを比較した.特に,プログラムの種類(看護講義・施設見学型プログラムと異文化理解型プログラム)や滞在形態(ホームステイと大学寮やホテル滞在)とラベルの特徴との関係に焦点をしぼり,ラベルの分析を概観し,補足的コミュニケーションを必要とするラベルの分析を行った.また,記述に見られる学生の事実と異なると思われる認識について,どのような特徴があるのか分析した.その結果,教育的効果を期待して企画したプログラムも,ただ実施しただけでは学生が目の前の事実を意識化しない可能性が高いことがわかり,随行教員による補足的コミュニケーションの必要性が示唆された.また,ラベルの記述に見られた学生の事実の捉え方の特徴として,「異文化」の捉え方には3種類あり,海外と日本と比べている例の他に,自分の日常生活の場と異なる生活環境を「異文化」ととらえている例,出会ったことのない個に「異文化」を感じている例があることがわかった.今後の課題として,次の点が見えてきた:1)プログラムの種類と滞在形態と随行教員の役割の効果的な組み合わせについての検討が必要である.2)プログラム期間中のラベル記述と共有を継続し,学生の目の前の事実の意識化や事実と異なる認識や行き過ぎた一般化の修正へ向けた援助を行えるよう,随行教員の位置づけを明確にすることが重要である。}, pages = {38--49}, title = {看護大学生は海外体験から何を学ぶのか? : 短期海外研修プログラムに参加した学生のラベルより}, volume = {10}, year = {2010} }